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読書週間

先週は訳あって、待機時間・移動時間に読書する時間がたくさんありました。
ラインナップはこんな感じです。

「女帝 小池百合子(石井妙子 著)」
「会社は一人で経営しなさい(山本憲明 著)」
「お金の真理(与沢翼 著)」

山本憲明さんの「会社は一人で経営しなさい」は、
コロナ前に書かれた2017年初版の本ですが、
コロナショックが起こった今読んでも、かなり受け取るものがある内容でした。
以前、父が「読むといいよ」と貸してくれましたが、なかなか読まずにずっと
本棚にささったままでした。
今回、思うところあり、本棚からひっぱってきて、
家族の用事の合間などに読みました。

ところで、今回は話題の石井妙子さん著書、「女帝 小池百合子」です。
一気に読んでしまいました。
なんというかここのところ自分の中で漠然と感じていたこととシンクロするような内容だったのです。
石井さんの3年半による緻密な取材によるジャーナリズム、
日本人ならば必読の本だと感じます。

この本を読んで私が感じたことは、「物事の本質は何か?」ということです。
目に見えている情報が全てなのか?
言葉や目に映るもの、物事の背景にある本物を見極めるということ。
思考停止で見たもの全てをうけとるだけではなく、「自分の頭で考える」ということを
いつでも怠らずにいたいといつも思っています。
誰かがああいっている、世の中はこれがトレンド、このやり方が正しい、
メディアの情報をそのまま鵜呑みにする、
「でもそれは果たして真実か。」
いつでも、自分の頭で考えていたいと思います。

この本も様々言われていますが、メディア批評は抜きにしても、
自分がこの本に書かれていることと向き合って、自分はどう受け取るか?
公開された小池さんの卒業証書をどう見るか。

そんな風に感じながら読むと、さらに内在的な気付きがたくさんある本です。
また、個人的にはまるごと平成の時代を振り返るような感覚がありました。
細川元首相〜小泉政権への以降時代、自分の学生時代にも合わせて、
時代が築いた政治のメディア化もひしひしと感じます。
そして7月の都知事選。

序章の冒頭にあるボードレールの一節が印象的です。

ところで、次に読む本を探していたら、
主人がジブリの鈴木敏夫プロデューサーのご著書、
「天才の思考」を貸してくれました。

先日、プロフェッショナル仕事の流儀で、
宮崎駿監督が「風立ちぬ」の制作をしていた時の密着をしていました。
(昔の再放送です)
録画しておいて観たのですが、昔からとても尊敬している宮崎監督の、
創作に対する職人としての想いにのめり込み大変感化されました。

その後、NHKで俳優の佐藤健さんが出演されているドキュメンタリー番組をやっていて、続けて観ました。
宮崎監督のもとにインタビューに訪れた際のこと。
鈴木さんが「佐藤さん、俳優をなさっている方だそうです。」と言って紹介し、
佐藤さんが「佐藤です」と丁寧に挨拶をされると、
「ぼくはテレビを観ないので、存じ上げなくて申し訳ない」というようなことをおっしゃった。
こんなささいなことにわくわくしてしまいます。
創作時の目を観ていると、「本物は何を考えているのだろう」と心を寄せてしまいます。
今、新しい作品を制作されているとのこと。
佐藤さんが「新作楽しみにしています」と言うと、
「何年かかるかわからないから楽しみにしないでね」とはにかむところも素敵でした。

主人から借りた本を読むのがとても楽しみです。

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